赤ちゃんの 「手」って
ぷくぷくとして 何と 愛らしいのでしょう!
生まれてきたこの世が、まだ ちょっぴり不安で
ぎゅーっと握っているのでしょうか?
時々 指をひろげるのは、「ここはどんなところかしら?」と
興味が やはりあるからなのでしょう!
この世の中、いろいろやるせないこともあるけれど、、、、
ようこそ、いらっしゃい。
大丈夫だよ。
ゆっくり そうっと 手の平 開いてごらん!
その手で これから 素敵なものにいっぱい いっぱい出会っていくんだね。
その手から いろいろなものが、いろいろなことが
うまれてくるんだろうな。
みんなのおかあさんやおとうさん
おばあちゃんやおじいちゃんの手は、
誰か大切な人たちのために、たくさん働いてきた
とっても素敵な手なんだよ。
「人の手」って 特別なにか 大切なもののような気がします。
夢窓幼稚園60周年記念書籍 扉のことばより
(2015年5月発行予定)