むそう学園

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給食について

当園は 「食は命」をモットーにしています。
常に安全・安心な「食」を子供たちに食べてもらいたい・・・
そんな思いから、食材や食事の大切さを、常日頃から子どもたちに伝えるため
定期的に実習や野菜作りなどの体験学習も取り入れています。

野菜・大豆・玄米を中心とした食事。
できるだけ有機野菜を使用しています。肉や魚、たまご等の動物性の食材は使用していません。

よく噛み、「ごはん・ごはん・おかず」、バランスよく食べるよう心掛けています。

「今日はなあに?」と匂いにつられて、ワクワクした子どもたちがやってきます。

土のついたたくさんのごぼう。
たわしでゴシゴシあらい、給食当番のお母さんたちといっせいにささがきをします。
それをごま油で炒め、ほんのちょっぴり梅酢をふり土の香りから甘い香りにかわるまで蒸し煮し、れんこんを合わせます。
次に下拵えしたこんにゃくを合わせて、昆布だしでくつくつ煮込み、醤油で下味をつけ一晩休ませます。
こまかく賽の目に切った高野豆腐、ゆばをそれぞれ昆布だしで煮、下味をつけ、それも一晩休ませます。

お誕生会当日、炊きあがったアツアツの玄米ごはんを、もち箱にあけ、味を整えた具材(ごぼう、れんこん、こんにゃく)、高野豆腐、ゆかり(梅干しを漬けた時の赤しそから作ります)を順に入れ、大きなしゃもじで混ぜ合わせます。塩ゆでした短冊のにんじんを加えると、ぱっと華やかになり、ハレの日の気分が盛り上がります。

ごはんを整え、梅酢れんこんと色鮮やかな季節の青菜でうつくしく飾り付け。
美味しそうに仕上がった五目ごはんが、みんなの持っているお部屋に運ばれていきます。

にがてなものでもほんの少し「食べてみようか?」
「う・・・ん」「あれ?」「おいしい」「これだーいすき」年少から年中、年長・・・
卒園する頃には「え?もう減らさなくていいの?」
3年間で食べられるものがだんだんと増えてきます。

矯正箸を使っていた子が、ふつうのお箸にもち替えた初めての日、なかなかうまくつかめません。
「どうする?前のにする?」「イヤ」「がんばる」
涙ポロポロ、自分とのたたかいです。そっと見守っていると・・・・全部食べ終わりました。
その時の笑顔、なんとも誇らしげな顔!
何日も経つと、もう当たり前のようにお箸を使っていました。

幼稚園では「よく噛むことが大切」と伝えられてきました。
お部屋では、先生がみんなに見えるように玄米をひとくち口に入れ もぐもぐもぐ・・・
子どもたちもそれをまねて もぐもぐ。
しばらくすると「せんせい、スープみたいにとろとろになってきた」「あまくておいしい!」

大好きなおかずの時は、そればかり食べてしまう子もいます。そんな子には「ごはん・ごはん・おかず」のリズムで食べようねと投げかけます。すると子どもたちなりに考え、よく噛みバランスよく食べています。
そんな風景は給食の時間をゆったりしたものにしています。

お知らせ

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